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愛媛県の平均労働時間は月136.5時間:残業8.6時間【2025年】

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この記事の答え

  • 愛媛県の総実労働時間は月136.5時間⁠、うち所定外労働時間(残業)⁠は8.6時間(2025年平均・事業所規模5人以上・パートを含む⁠)⁠。全国は135.1時間・9.8時間で、47都道府県で長いほうから28番目
  • 出勤日数18.3日⁠は8番目に多く、残業8.6時間⁠は37番目。働く日は多く、1日⁠の残業は短い県
  • 県の年報では、一般労働者は月161.8時間・残業11.8時間⁠。産業別では運輸業・郵便業が164時間・残業18.6時間⁠で最も長い

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愛媛県の1か月⁠の総実労働時間は136.5時間⁠、うち残業にあたる所定外労働時間は8.6時間です(2025年平均・事業所規模5人以上・パートを含む⁠)⁠。全国は135.1時間・9.8時間で、愛媛県は47都道府県で長いほうから28番目でした。厚生労働省の毎月勤労統計調査地方調査の2025年平均を、2026年10月26日⁠に原本のExcelで確かめました。全国の値は全国調査の結果で、47都道府県の地方調査を平均したものではありません。

愛媛県の特徴は、出勤日数が18.3日⁠と全国で8番目に多いのに、残業は37番目と短いことです。働く日数は多く、1日⁠の残業は少ない形です。ただし、これは県全体の平均です。会社ごとの差は、会社の数字で確かめます。愛媛県の会社の数字は残業時間のランキングと愛媛県の会社のランキング⁠で比べられます。

この記事の数字の出どころ

使う資料は、厚生労働省の毎月勤労統計調査地方調査 2025年平均分結果概要です。都道府県ごとの2025年1月〜12月⁠の平均が、表1〜表4にまとまっています。

もう1つは、愛媛県が出している令和7年⁠の結果の概要です。産業別の表と、一般労働者・パートタイム労働者に分けた表が載っています。

どちらも、常用労働者1人あたりの1か月⁠の平均です。

言葉 中身
総実労働時間 実際に働いた時間の合計
所定内労働時間 就業規則の始業から終業までの間に働いた時間
所定外労働時間 早出・残業・休日出勤などで働いた時間
出勤日数 1か月⁠に1時間でも働いた日の数

この記事では、所定外労働時間を残業と呼びます。

規模別:働く日は多く、残業は短い

項目 5人以上 順位 30人以上 順位
総実労働時間 136.5時間 28番目 140.3時間 33番目
所定内労働時間 127.9時間 24番目 130.4時間 29番目
所定外労働時間 8.6時間 37番目 9.9時間 35番目
出勤日数 18.3日 8番目 18.2日 21番目
全国の総実労働時間 135.1時間 ― 141.1時間 ―
全国の所定外労働時間 9.8時間 ― 11.5時間 ―

5人以上⁠の出勤日数18.3日は、全国の17.4日より0.9日多くなっています。それでも総実労働時間が28番目なのは、残業が8.6時間⁠と短いからです。出勤日数の多さは、この表からは理由までわかりません。求人票では年間休日の数も一緒に確かめます。

愛媛県の年報によると、5人以上⁠の総実労働時間は前年より4.0%⁠、残業は16.3%減りました。30人以上でも総実労働時間は4.3%⁠、残業は14.0%⁠の減少です。1年⁠で残業がかなり減った年でした。

製造業:規模の大きい工場は全国でも長め

愛媛県の5人以上⁠の製造業で働く人は7万6,200人で、県の常用労働者46万1,300人⁠の16.5%です。

項目 5人以上 順位 30人以上 順位
総実労働時間 157.2時間 17番目 160.4時間 7番目
所定内労働時間 144.3時間 16番目 146.1時間 10番目
所定外労働時間 12.9時間 20番目 14.3時間 21番目
出勤日数 19.2日 7番目 19.1日 8番目
全国の総実労働時間 155.5時間 ― 157.5時間 ―
全国の所定外労働時間 13.4時間 ― 14.8時間 ―

製造業でも、出勤日数が7〜8番目と多いのが目立ちます。残業は全国より短めですが、所定内労働時間と出勤日数が長く、30人以上⁠の総実労働時間は7番目まで上がります。決まった時間と日数で長く働く形です。

県全体の残業が減った一方で、製造業の残業は前年より13.4%増えて12.9時間⁠になりました(県の年報)⁠。製造業の求人を見ている人は、最近の忙しさを面接で聞いておくと参考になります。

産業別の労働時間:県の年報の表

愛媛県の年報の表3から、5人以上⁠の産業別の値を総実労働時間の長い順に並べました。

順位 産業 総実労働時間 所定外労働時間 出勤日数
1 運輸業・郵便業 164時間 18.6時間 20.2日
2 建設業 163.7時間 14.5時間 19.7日
3 製造業 157.2時間 12.9時間 19.2日
4 情報通信業 156.6時間 11.2時間 19.8日
5 学術研究・専門・技術サービス業 152.6時間 8.9時間 18.9日
6 電気・ガス・熱供給・水道業 151.3時間 12時間 18.4日
7 金融業・保険業 150時間 10.2時間 18.4日
8 不動産業・物品賃貸業 147.1時間 5.3時間 18.6日
9 複合サービス事業 139.3時間 4.4時間 18.2日
10 サービス業(他に分類されないもの) 133.7時間 10.6時間 19日
11 医療・福祉 131.9時間 5.2時間 18.1日
12 卸売業・小売業 127.2時間 5.9時間 18.4日
13 教育・学習支援業 124.9時間 7時間 16.6日
14 生活関連サービス業・娯楽業 122.9時間 5.9時間 18日
15 宿泊業・飲食サービス業 91.6時間 4.2時間 14.4日

運輸業・郵便業は、総実労働時間164時間⁠と残業18.6時間⁠のどちらも県内で最も長い産業です。ただし、年報では前年より総実労働時間が8.3%⁠、残業が22.6%減っています。建設業は163.7時間で、残業は前年より19.3%増えました。

残業が最も短いのは、複合サービス事業の4.4時間⁠と宿泊業・飲食サービス業の4.2時間です。宿泊業・飲食サービス業は出勤日数も14.4日⁠と少なく、短い時間・少ない日数で入る人が多い産業です。

教育・学習支援業は、前年より総実労働時間が25.1%⁠、残業が70.8%減ったと年報にあります。1年⁠で大きく動いた産業は、調査対象の事業所の入れ替えなどで数字が振れることもあるので、1年だけで判断しないようにします。

規模の大きい事業所では、建設業の残業が最も長い

年報の表3には、30人以上⁠の事業所の産業別の数字もあります。残業が長い主な産業を並べました。

産業 総実労働時間 所定外労働時間 出勤日数
建設業 165.1時間 20.6時間 18.9日
運輸業・郵便業 151.5時間 17時間 19.2日
製造業 160.4時間 14.3時間 19.1日
金融業・保険業 153.2時間 14.1時間 18.4日
電気・ガス・熱供給・水道業 153.9時間 13.8時間 18日
学術研究・専門・技術サービス業 161.9時間 13.4時間 19.4日
調査産業計 140.3時間 9.9時間 18.2日

30人以上⁠に絞ると、残業が最も長いのは建設業の20.6時間です。5人以上⁠の14.5時間より6.1時間長く、年報では前年より77.5%増えています。規模の大きい建設会社では、残業が大きく増えた1年でした。

運輸業・郵便業は、30人以上では総実労働時間が151.5時間で、5人以上⁠の164時間より短くなります。運輸業では、小さな事業所のほうが長く働いている形です。同じ産業でも、会社の規模で時間の出方が変わります。

一般労働者だけの時間は長くなる

愛媛県の年報によると、5人以上⁠の常用労働者46万1,336人⁠のうち、パートタイム労働者の比率は31.3%です。3人⁠に1人近く⁠がパートなので、平均の136.5時間⁠は正社員の働き方より短く出ます。

年報の表8と第5表には、一般労働者とパートタイム労働者を分けた数字があります。

区分 総実労働時間 所定外労働時間 出勤日数
一般労働者 161.8時間 11.8時間 19.7日
パートタイム労働者 80.9時間 1.6時間 15日
合計(常用労働者) 136.5時間 8.6時間 18.3日

正社員として働く人に近いのは、一般労働者の161.8時間⁠と残業11.8時間です。合計の136.5時間より25.3時間長く、残業も3.2時間多くなります。

主な産業の一般労働者では、製造業が165.7時間・残業14.4時間⁠、卸売業・小売業が164.7時間・残業10.7時間⁠、医療・福祉が154.5時間・残業6.7時間です。卸売業・小売業は合計では127.2時間⁠と短い産業ですが、一般労働者だけを見ると製造業に近い時間です。店舗の正社員を目指す人は、産業の平均ではなくこちらの数字で比べます。

男女別の総実労働時間は、5人以上⁠の調査産業計で男が153.3時間⁠、女が119.2時間です(年報の表9)⁠。女のパートタイム労働者の比率は47.9%と、男の15.3%より高くなっています。

年間に直すと1,638時間

月の値を年間に直すときは12倍します。

136.5時間 × 12 = 1,638時間 8.6時間 × 12 = 103.2時間

全国の135.1時間 × 12 = 1,621.2時間より16.8時間長い計算です。一般労働者の161.8時間なら161.8時間 × 12 = 1,941.6時間⁠、残業11.8時間なら11.8時間 × 12 = 141.6時間です。

月平均を12倍した目安で、県が年間の値として公表したものではありません。年間休日から働く日数を出す方法は年間労働日数の平均に、全国の時間の見方は平均勤務時間に、業界別の全国の残業は残業が少ない業界ランキング⁠に書いています。

給与は全国34番目、詳しくは平均年収の記事で

同じ調査の5人以上⁠の愛媛県の現金給与総額は月30万5,775円で、47都道府県で34番目でした。年齢別・業種別の年収は愛媛県の平均年収⁠で並べています。

パートで働く人は愛媛県の最低賃金とパートの平均時給を、求人の多さは愛媛県の有効求人倍率⁠を見ると、時間と収入の関係がわかります。

出勤日の多い県で、求人票の休日を読む

愛媛県は出勤日数が多い県なので、残業の時間と同じくらい、休日の数を見ることが大切です。求人票の年間休日が105日なのか120日なのかで、1年⁠に働く日数は15日違います。

求人票の欄 確かめること
年間休日 日数と、土曜出勤の有無
休日 週休2日制か、完全週休2日制か
残業 配属先の月平均と、忙しい月の時間
固定残業代 何時間分か、超えた分が払われるか

週休2日制は、月に1回以上⁠は週2日休める週がある制度で、毎週2日休めるとは限りません。毎週2日休めるのは完全週休2日制です。休日の数を確かめたら、残業の時間と合わせて1か月⁠の働き方を考えます。

その会社の実際の数字は、求人票・面接・しょくばらぼで確かめる

県の平均でわかるのは、愛媛県全体と産業の位置だけです。同じ県・同じ産業でも、残業や休日は会社ごとに違います。会社の数字は、ランキングで並べて比べます。

愛媛県の残業時間のランキングでは、会社が公表した残業の数字を並べています。県全体の比較は愛媛県の会社のランキングから開けます。市ごとには松山市⁠・今治市・新居浜市のページがあります。

ランキングの数字は、会社が厚生労働省のしょくばらぼなどで公表したものです。正社員だけの数字か、全員の数字かは会社によって違います。気になる会社があれば、面接で配属先の残業と休日を聞き、内定時の労働条件の書面で最後に確かめます。

よくある質問

愛媛県の平均労働時間は何時間ですか?

厚生労働省の毎月勤労統計調査地方調査(2025年平均)⁠で⁠、事業所規模5人以上⁠の愛媛県の総実労働時間は月136.5時間です。所定内労働時間は127.9時間⁠、出勤日数は18.3日でした。パートタイム労働者を含む平均です。

愛媛県の労働時間は全国と比べて長いですか?

全国の135.1時間より1.4時間長いものの、47都道府県で長いほうから28番目です。30人以上⁠の事業所では140.3時間で、全国の141.1時間より短く33番目でした。全国の値は全国調査の結果で、都道府県の地方調査の平均ではありません。

愛媛県の残業時間の平均は何時間ですか?

同じ調査の5人以上⁠で月8.6時間です。全国の9.8時間より1.2時間短く、47都道府県で37番目でした。愛媛県の年報によると、前年より16.3%減っています。

愛媛県の製造業の労働時間は?

5人以上⁠の製造業は月157.2時間⁠、残業12.9時間で、47都道府県でそれぞれ17番目と20番目です。30人以上⁠の製造業では160.4時間⁠で7番目に長くなります。県の年報では、製造業の残業は前年より13.4%増えました。

愛媛県の年間労働時間は何時間ですか?

月の総実労働時間136.5時間⁠を12倍すると1,638時間です。残業は8.6時間 × 12 = 103.2時間です。月平均を12倍した計算で、県が年間の値として公表した数字ではありません。

会社ごとの残業時間はどこで見られますか?

県の平均では会社の差はわかりません。会社が公表した残業や有給の数字は、厚生労働省のしょくばらぼや求人票で確かめます。このサイトでは、愛媛県の会社を残業時間で並べたランキングにまとめています。

気になる会社の「ホント」⁠を⁠、会社に聞いてみませんか。

残業、休み、評価のしかた、職場の雰囲気。求人票に書いていないことを質問すると、会社に回答をお願いして、届いた答えをこのサイトに載せます。まだ載っていない会社にもリクエストできます。無料で、名前やメールアドレスは会社に伝わりません。

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