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鳥取県の平均労働時間は月138.1時間:残業7.5時間【2025年】

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この記事の答え

  • 鳥取県の総実労働時間は月138.1時間⁠、うち所定外労働時間(残業)⁠は7.5時間(2025年平均・事業所規模5人以上・パートを含む⁠)⁠。全国は135.1時間・9.8時間で、総実労働時間は47都道府県で長いほうから19番目
  • 残業7.5時間⁠は短いほうから2番目(奈良県と同じ)⁠。所定内労働時間130.6時間⁠は12番目に長く、決まった時間で長く働く県
  • 製造業は残業10.3時間⁠で短いほうから4番目。30人以上⁠の製造業の所定内労働時間148.3時間⁠は2番目に長い

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鳥取県の1か月⁠の総実労働時間は138.1時間⁠、うち残業にあたる所定外労働時間は7.5時間です(2025年平均・事業所規模5人以上・パートを含む⁠)⁠。全国は135.1時間・9.8時間で、鳥取県は47都道府県で長いほうから19番目でした。厚生労働省の毎月勤労統計調査地方調査の2025年平均を、2026年10月26日⁠に原本のExcelで確かめました。全国の値は全国調査の結果で、47都道府県の地方調査を平均したものではありません。

鳥取県の残業7.5時間は、47都道府県で短いほうから2番目です。それでも総実労働時間が全国より長いのは、決まった時間である所定内労働時間が130.6時間と、12番目に長いからです。残業が少ない県でも、会社ごとに見れば残業の多い職場はあります。行きたい会社の残業の数字を見ます。鳥取県の会社の数字は残業時間のランキングと鳥取県の会社のランキング⁠で比べられます。

数字の出どころと、言葉の意味

使う資料は、厚生労働省の毎月勤労統計調査地方調査 2025年平均分結果概要です。都道府県が集計した2025年1月〜12月⁠の平均が、表1〜表4にまとまっています。

鳥取県の産業別の数字は、鳥取県統計課の令和7年平均の毎月勤労統計調査地方調査のページ⁠に載っている統計表で確かめました。

どちらも、常用労働者1人あたりの1か月⁠の平均です。正社員などの一般労働者と、パートタイム労働者を合わせています。

言葉 中身
総実労働時間 実際に働いた時間の合計
所定内労働時間 就業規則の始業から終業までの間に働いた時間
所定外労働時間 早出・残業・休日出勤などで働いた時間
出勤日数 1か月⁠に1時間でも働いた日の数

この記事では、所定外労働時間を残業と書きます。

規模別:所定内は長く、残業は短い

項目 5人以上 順位 30人以上 順位
総実労働時間 138.1時間 19番目 142.3時間 26番目
所定内労働時間 130.6時間 12番目 133.6時間 13番目
所定外労働時間 7.5時間 45番目 8.7時間 46番目
出勤日数 18.2日 13番目 18.4日 9番目
全国の総実労働時間 135.1時間 ― 141.1時間 ―
全国の所定外労働時間 9.8時間 ― 11.5時間 ―

5人以上⁠の残業7.5時間より短いのは、宮崎県の7.1時間だけです。奈良県も7.5時間⁠で同じ値でした。30人以上でも残業は8.7時間で、奈良県の8.6時間⁠に次いで短い数字です。

一方、所定内労働時間は5人以上⁠で130.6時間⁠、30人以上⁠で133.6時間と、どちらも全国より4時間以上長くなっています。出勤日数も13番目・9番目と多めです。残業が短い分を、決まった時間と日数が上回っている形です。

製造業:残業は短く、決まった時間は長い

鳥取県の5人以上⁠の製造業で働く人は2万6,500人で、県の常用労働者19万2,600人⁠の14%ほどです。

項目 5人以上 順位 30人以上 順位
総実労働時間 157.1時間 18番目 159.4時間 14番目
所定内労働時間 146.8時間 4番目 148.3時間 2番目
所定外労働時間 10.3時間 44番目 11.1時間 44番目
出勤日数 19.1日 9番目 19.1日 8番目
全国の総実労働時間 155.5時間 ― 157.5時間 ―
全国の所定外労働時間 13.4時間 ― 14.8時間 ―

製造業の残業は5人以上⁠で10.3時間と、全国の13.4時間より3.1時間短く、短いほうから4番目です。代わりに所定内労働時間は146.8時間⁠で4番目、30人以上では148.3時間⁠で2番目に長くなっています。

工場の仕事では、残業より決まった時間の長さが鳥取県の特徴です。1日⁠の所定労働時間が長い会社か、出勤日が多い会社かで、同じ月の時間でも中身が変わります。求人票では、就業時間と年間休日を一緒に確かめます。

同じ表3で、鳥取県の製造業の現金給与総額は月30万1,593円で、47都道府県で46番目でした。残業が短いことは、残業代が少ないことにもつながります。

産業別の労働時間:県の統計表

鳥取県の統計表2-1から、5人以上⁠の産業別の値を総実労働時間の長い順に並べました。産業名は県の表の略称のままです。

順位 産業 総実労働時間 所定外労働時間 出勤日数
1 運輸業・郵便業 169.8時間 19.5時間 20.1日
2 製造業 157.1時間 10.3時間 19.1日
3 情報通信業 155.3時間 12.1時間 18.7日
4 建設業 152.5時間 8時間 19.5日
5 電気・ガス業 150.3時間 11.9時間 18.4日
6 複合サービス事業 147.8時間 4.3時間 19日
7 学術研究等 146.2時間 6.9時間 18.6日
8 教育・学習支援業 138.1時間 10.5時間 17.5日
9 医療・福祉 137.7時間 4.2時間 18.4日
10 金融業・保険業 133.7時間 8.7時間 17.8日
11 その他のサービス業 131.8時間 6.7時間 17.7日
12 卸売業・小売業 130.6時間 5.8時間 18.4日
13 生活関連サービス等 130.5時間 5.1時間 18日
14 飲食サービス業等 93.8時間 5.3時間 14.1日

県内で残業がはっきり長いのは、運輸業・郵便業の19.5時間だけです。2番目の情報通信業12.1時間⁠、3番目の電気・ガス業11.9時間⁠と比べても7時間以上⁠の差があります。運輸業・郵便業は出勤日数も20.1日⁠と最も多い産業です。

建設業は総実労働時間152.5時間に対して、残業は8時間⁠と短めです。県の表では、前年より残業が1.0%増えています。出勤日数は19.5日⁠と多く、決まった時間で長く働く産業です。

教育・学習支援業は、総実労働時間は県の平均と同じ138.1時間なのに、残業が10.5時間あります。医療・福祉の4.2時間⁠と比べると、同じくらいの総時間でも残業の中身が違います。

規模の大きい事業所では、電気・ガス業の残業も長い

同じ統計表2-1の30人以上⁠の事業所で、残業の長い主な産業を並べました。

産業 総実労働時間 所定外労働時間 出勤日数
運輸業・郵便業 169.4時間 20.9時間 19.7日
電気・ガス業 150.9時間 16.8時間 18日
教育・学習支援業 139.8時間 11.4時間 17.6日
製造業 159.4時間 11.1時間 19.1日
情報通信業 154.7時間 10.8時間 18.8日
調査産業計 142.3時間 8.7時間 18.4日

30人以上でも、運輸業・郵便業の残業が20.9時間⁠で最も長くなります。電気・ガス業は5人以上⁠の11.9時間から16.8時間⁠に延び、2番目に入りました。建設業は30人以上では残業7.8時間と、調査産業計の8.7時間より短い数字です。

パートを含む平均と、一般労働者の時間

鳥取県の表3によると、5人以上⁠の常用労働者19万2,644人⁠のうち、パートタイム労働者は5万8,164人で、比率は30.2%です。

県の表5には、一般労働者とパートタイム労働者を分けた時間が載っています。5人以上⁠と30人以上⁠の調査産業計です。

区分 総実労働時間 所定内労働時間 所定外労働時間
一般労働者(5人以上) 159.8時間 149.9時間 9.9時間
パートタイム労働者(5人以上) 88時間 86時間 2時間
一般労働者(30人以上) 161.9時間 150.6時間 11.3時間
パートタイム労働者(30人以上) 93.1時間 90.9時間 2.2時間

正社員として働く人に近いのは、一般労働者の159.8時間⁠と残業9.9時間です。全体の平均138.1時間より21.7時間長く、残業も2.4時間多くなります。それでも一般労働者の残業は月10時間⁠に届かず、県全体として残業の短い働き方が多いことがわかります。

男女別では、5人以上⁠の調査産業計で男が151.6時間・残業11.1時間⁠、女が126.6時間・残業4.4時間です(県の統計表2-2)⁠。

年間に直すと1,657.2時間

月の総実労働時間を出勤日数で割ると、1日あたりの目安が出ます。138.1時間 ÷ 18.2日 = 約7.6時間⁠、製造業なら157.1時間 ÷ 19.1日 = 約8.2時間です。

月の値を年間に直すときは、12倍します。

138.1時間 × 12 = 1,657.2時間 7.5時間 × 12 = 90時間

全国の135.1時間 × 12 = 1,621.2時間より36時間長い計算です。一方で残業は、全国の9.8時間 × 12 = 117.6時間より27.6時間短くなります。一般労働者なら159.8時間 × 12 = 1,917.6時間です。

どれも月平均を12倍した目安で、県が年間の値として公表したものではありません。年間休日から働く日数を出す方法は年間労働日数の平均に、全国の時間の見方は平均勤務時間に、業界別の全国の残業は残業が少ない業界ランキング⁠にまとめています。

給与は全国40番目、詳しくは平均年収の記事で

同じ調査の5人以上⁠の鳥取県の現金給与総額は月29万6,251円で、47都道府県で40番目でした。年齢別・業種別の年収は鳥取県の平均年収⁠で並べています。

パートで働く人は鳥取県の最低賃金とパートの平均時給を、求人の多さは鳥取県の有効求人倍率⁠を見ておくと、時間と収入の関係がつかめます。

残業が少ない県で、求人票を比べるところ

鳥取県では、残業の時間だけで会社を比べると差が小さく見えます。比べる軸を、決まった時間と休日に広げます。

比べるもの 求人票と面接で確かめること
1日⁠の所定労働時間 始業と終業の時刻、休憩の時間
年間休日 日数と、土曜出勤の有無
残業 配属先の月平均と、忙しい月の時間
残業代 固定残業代の有無と、何時間分か

残業が少ない会社は、生活の予定を立てやすい半面、残業代で給与が増えることも少なくなります。月給を比べるときは、基本給と残業代を分けて見ると、残業が少ない会社の給与の実力がわかります。

その会社の実際の数字は、求人票・面接・しょくばらぼで確かめる

県の平均でわかるのは、鳥取県全体と産業の位置だけです。同じ県・同じ産業でも、残業や休日は会社ごとに違います。会社の数字は、ランキングで並べて比べます。

鳥取県の残業時間のランキングでは、会社が公表した残業の数字を並べています。県全体の比較は鳥取県の会社のランキングから開けます。市ごとには鳥取市⁠・米子市・倉吉市のページがあります。

ランキングの数字は、会社が厚生労働省のしょくばらぼなどで公表したものです。正社員だけの数字か、全員の数字かは会社によって違います。気になる会社があれば、面接で配属先の残業と休日を聞き、内定時の労働条件の書面で最後に照らし合わせます。

よくある質問

鳥取県の平均労働時間は何時間ですか?

厚生労働省の毎月勤労統計調査地方調査(2025年平均)⁠で⁠、事業所規模5人以上⁠の鳥取県の総実労働時間は月138.1時間です。所定内労働時間は130.6時間⁠、出勤日数は18.2日でした。パートタイム労働者を含む平均です。

鳥取県の労働時間は全国と比べて長いですか?

全国の135.1時間より3時間長く、47都道府県で長いほうから19番目です。所定内労働時間が全国の125.3時間より5.3時間長いことが主な理由です。全国の値は全国調査の結果で、都道府県の地方調査の平均ではありません。

鳥取県の残業時間の平均は何時間ですか?

同じ調査の5人以上⁠で月7.5時間です。全国の9.8時間より2.3時間短く、47都道府県で短いほうから2番目でした。30人以上でも8.7時間で、短いほうから2番目です。

鳥取県の製造業の労働時間は?

5人以上⁠の製造業は月157.1時間・残業10.3時間です。残業は全国の13.4時間より3.1時間短く、短いほうから4番目でした。一方、所定内労働時間は146.8時間⁠で4番目に長くなっています。

鳥取県の年間労働時間は何時間ですか?

月の総実労働時間138.1時間⁠を12倍すると1,657.2時間です。残業は7.5時間 × 12 = 90時間です。月平均を12倍した計算で、県が年間の値として公表した数字ではありません。

会社ごとの残業時間はどこで見られますか?

県の平均では会社の差はわかりません。会社が公表した残業や有給の数字は、厚生労働省のしょくばらぼや求人票で確かめます。このサイトでは、鳥取県の会社を残業時間で並べたランキングにまとめています。

気になる会社の「ホント」⁠を⁠、会社に聞いてみませんか。

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